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バイオ炭と私たちの手で、地球の未来を守ります
能登からのご提案 日本製炭株式会社
MESSAGE
ごあいさつ

日本製炭株式会社のホームページへようこそ。
日本製炭株式会社は、能登半島の林業が直面する課題に革新的な解決策を提供しています。間伐材や廃材など年間約3,000トンの未利用木材を利用し、高品質なバイオ炭に転換することで、林業従事者の新たな収入源を創出しています。このバイオ炭は土壌改良材として地域の農業生産性を30%向上させ、さらにCO2固定化により年間約3,000トンの温室効果ガ ス削減に貢献しています。
震災復興における地域再生の象徴的な事業として、環境と経済の両立を実現しながら、能登半島の持続可能な未来を切り開いています。
能登半島の現状と課題
●農業振興地域の衰退
過去10年間で農業従事者の平均年齢が65歳から72歳に上昇し、後継者不足が深刻化しています。
耕作放棄地は約2,500ヘクタールに達し、特に中山間地域では耕地面積の30%以上が放棄されている状況です。
これにより、地域の食料自給率も40%まで低下しています。
●林業の停滞
能登半島の森林面積の約70%(約45,000ヘクタール)が適切な管理を必要としています。
木材価格は1980年代と比べて約3分の1まで下落し、年間の木材生産量も 5,000立方メートルまで減少。その結果、間伐等の手入れが行き届かず、土砂災害のリスクが高まっています。
●震災復興の必要性
2023年能登半島地震により、約2万棟の建物が被害を受け、地域の基幹産業である農林水産業にも甚大な被害が発生しました。特に輪島市と珠洲市では、農業用施設の80%以上が被災し、早急な復興支援が必要とされています。